北海道・東北六県政議員研究交流大会

2017年1月30日
 私は、第3分科会「多様化する教育環境への対応について」の座長を務めました。
 北海道から小中高ふるさとキャリア教育推進事業について、青森県からチャレンジする心を育てる青森県特別支援教育技能検定の取り組みについて岩手・宮城・山形・秋田・福島・からいじめ・不登校の取り組みについて報告がありました。
 秋田県では、独自の予算として8億円計上し、教員加配を行っている。その成果として、学ぶ力の向上にもつながっている。山形では、いじめ・不登校に対応するきめ細かな未然防止につながっている。
 要望として、少人数学級の推進と少人数教育について整理をすべきという意見があり、中学校における少人数教育を推進することにより、免許外教科担任制度により一人で多くの教科を受け持つ教員が増え多忙を極めることになる。教職員の負担につながっている現状もあり、少人数学級を推進するにあたり、教職員配置の予算の充実を図るべきとの意見がりました。福島県からは避難先の地域で放射能についていじめの実態があり、今後各地で事例がないかどうか調査すること、国に対して、教育施策において、放射能に対する正しい知識を教科書等に盛り込むよう要望している報告があり、要望については第3分科会の報告としてまとめてゆくことにました。