脱原発社会は、わたしたちのいのちの選択である

2014年1月27日
 1月22日(水)原発のない社会をめざすグリーンテーブルは福島第二原子力発電所を視察した。3号機原子炉建屋、1号機原子炉建屋、1号機海水熱交換建屋を視察した。
 3月11日の東日本大震災で被害を受けた建屋の復旧の状況、安全対策等について関係者と意見交換を行った。私は、今後の方針を伺うと東京電力株式会社で働く所長をはじめ技術者は電子力発電所の安全性を確保するために日夜働いている。現在は安全性を確保するために作業を行うことが職務との答えだった。
 第二原発へ向かう途中の町は、現在も3月11日の東日本大震災の時が止まった状況だ。原発事故は、今のなお避難を余儀なくされている福島のみなさんの日常の生活を奪い、故郷に戻ることができない。
 現在と東京都知事選挙が行われている。脱原の問題は、今わたしたちが日本の未来をどの方向へ向かうのか、私たち自身の問題である。子どもたちの未来への責任への選択でもある。脱原発社会は、わたしたちのいのちの選択である。