スウェーデン視察による提言 2017/3/22~28

2017年5月13日
 5月12日(金)に村井知事に提言を行いました。
 震災復興実施計画 再生期 最終年の今年に当たる迅速な震災復興「創造的な復興」をめざしてきた宮城県。今、喫緊の課題として、震災後の子どもの心の復興、不登校・いじめ等の課題がある。
 新たなまちづくりを進める一方、被災地の子どもたちは、これまで培われてきたふるさとの風景、地域の伝統文化が失われてゆく喪失観が、子どもの心の中に大きな不安として残っている。今後の震災復興においても、子どもたちが震災で経験したことを、次の希望につなげることが必要である。
人の成長、心の復興を
 子どもたちの学びに、創造性とインスピレーション引き出すことが望まれる。今回の視察では、スウェーデンの自然学校でのプログラムは、アクティブ・ラーニングとしても有効である。
宮城の自然環境を生かした教育を
 農産漁村での体験は子どもの心の復興、成長発達に効果的である。宮城のグリーン・ツーリズム推進計画においてリンショーピング大学で研究実践されているプログラムを宮城県、教員研修、教育旅行での受け入れにでも取り入れることによって、農山漁村の振興にもつながる。
切れ目のない支援体制を
 児童副法改正に母子保健法包括センターの設置とともに社会福祉士等専門職の配置の充実化を図ること。
来年日瑞国交150周年に当たって宮城県と北欧との交流促進を
 エリザベス知事の来日に当たっての受け入れと共に宮城県としても北欧スウェーデンとの連携を図ること。
 フィンランドエア プログラムチャーター便をめざしオール東北 トップセールスで仙台空港からのヨーロッパ便のプログラムチャーター便について東北観光機構との連携で実現を求める。