東日本大震災から3年3か月

2014年6月13日
 6月7日土曜日の朝8時すぎ。名取市閖上港の浚渫工事現場に向かいました。閖上地区では、未だ40名行方不明者になっています。
 行方不者捜索の提案をいただいた竹澤さんご夫妻と、復興プロジェクトSTEP代表の郷右近さんにご案内頂き現地の様子を伺いました。浚渫工事現場では、地元の請負業者さんは、浚渫工事に伴う引上げたものを水で丁寧に洗い、洋服、帽子などを保管していました。工事に伴い、「今が最後のチャンス。範囲を広げて捜索にあたりたい。」と要望をいただきました。

 かつて町並みがあった閖上の側溝捜索にあたっているボランティアの皆さんは、雨の中もくもくと側溝の土を丁寧に書き上げ捜索を行っていました。市民ができること。行政がでいること。政治ができること。民と官が協力し、それぞれが全力で力を出し合い協働できれば行方不明者は発見につながると信じている。郷右近さんの言葉に決意を感じました。
 県議会が明日から開会します。6月24日(火)11時(予定)で知事に行方不明者捜索について質問をする予定です。県ができることを最大限にできるように。