希望あふれる仙台をつくろう!

2017年9月24日
「希望あふれる仙台をつくろう!市民の力・女性の力が社会の力に!」
郡和子仙台市長誕生 !!
 仙台市長選の投票が7月23日に行われ、東北で2期目務めた奥山恵美子さんに続き2人目の女性市長が誕生しました。
 今回の市長選は、東日本大震災の「ポスト復興」期における、東北の最大都市で地域の将来像をどう描き、新たなかじ取り役を誰に託すのかが問われました。
 選挙戦は自民、公明、日本のこころの各党が支持する菅原さんと、民進、共産、社民、自由の野党各党が支持・支援する郡さんの与野党対決の構図が軸となりました。
 選挙戦では、投票率は44.52%で、過去最低だった前回を14.41ポイント上回りました。仙台市長選得票は、郡和子氏165,452、菅原裕典氏148,993、林宙紀氏61,647大久保三代氏8,924でした。
 今回の市長選の候補者選定において、「市民でつくる希望あふれる仙台をつくる市民の会が」郡和子さんを市長候補として選び、その要請を受けたこと。民進党宮城県連の選考委員会においても郡和子さんを擁立することが一致し、市民の会、民進党、共産党、社民党の自由党の共闘による選挙となりました。
 選挙では、市民集会、街頭が各地域で行われ、テーマカラーのピンクが仙台市駅周辺等いたるところで広がり、北京jacをはじめ、全国からの多くの国会議員、地方自治体議員、応援に駆け付け、郡和子さんは笑顔で元気いっぱい選挙戦を展開することができました。
 市民集会「希望あふれる仙台をつくろう!あなたの思いわたしの願い!郡和子さんとみんなで語ろう!」では、「市民の力、女性の力が社会の力をテーマ」に子育て・教育・介護・貧困・福祉・平和・人権・男女共同参画など社会的課題に取り組む団体、市民が「希望あふれる仙台に今、何が必要か」について各グループワークで話合い、大学生から奨学金の創設、保育士、教員、市民から保育士の処遇の改善、少人数学級の実現について、郡和子さんに提案、要望しました。
 郡和子市長は、初の9月定例会の所信表明で公約の「仙台版奨学金の創設」、「小人数学級の実現」を盛り込んだ方針を示し、東日本大震災で被災した若林区の荒浜地区など視察し「震災の経験と教訓が未来に向けて広く共有されるように力を尽くしたい」と現場主義を貫き通す姿勢で市政運営をスタートしています。
 宮城・仙台のどこに暮らしていても、女性も男性も性的マイノリティも、子どもも若者も高齢者も、障がいがあってもなくても、一人ひとりが大切にされ、その人らしい人生を歩むことができ、誰もが、地域で安心して暮らすことができる「だれもが出番と居場所がある社会」「共に生き、支え合う社会」をめざす市民協働の新たな仙台市政を期待しています。