民進党代表選の候補者に男女平等関する公開質問

2016年9月7日
 2016年9月4日に民進党代表選の候補者に男女平等関する公開質問を行いました。

民進党 代表選挙候補者 各位


男女平等参画に関する公開質問状


民進党女性議員ネットワーク会議
世話人一同


 「民進党女性議員ネットワーク会議」は、2003年に「男女共同参画の実現をめざし、女性議員ゼロをなくそう!女性議員をさらに一人プラスしていこう!」「女性議員一人ひとりが福祉や教育、子育てなどのテーマをもって行動し、分権時代にふさわしい地域行動を巻き起こしていこう!」と呼びかけ設立されて以来、これまで毎年総会・研修会を開催し積極的な取り組みと活動を行い、党三役に政策提言をし、またそれぞれが所属する地方議会において成果を挙げてきました。民進党が、国民と共に進む政党として、真の男女平等参画社会の実現と、それによって誰もが大切にされる社会作りをめざす政党となるため、以下の課題について代表候補の方々のお考えをお聞きしたく質問させていただきます。
  1. これまで活動してきた女性議員ネットワーク会議の存在意義をどう捉え、今後女性議員ネットワーク会議に期待することは何かについてお聞きします。
  2. 2015年統一地方選挙で地方議会に議席を得た女性の割合は14.2%。主要政党別の女性議員の割合は、共産党38.8%、公明党と社民党がいずれも19.5%、民主党17.6%、維新10.7%、自民党5.7%という結果でした。
  3. そこで、民進党の女性議員比率の低さやその原因についてどのような見解をおもちかお聞きします。
  4. 2010年に民主党政権が策定した「第3次男女共同参画基本計画」には「あらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%にする」という、いわゆる「202030」が明記されており、民進党として、この目標達成は国民への責務と考えます。そんな中、民進党は5月30日、「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案」と「公職選挙法の一部を改正する法律案」からなるクオータ制導入関連2法案を衆院に提出されたことは高く評価いたします。このことに関連して、以下3点についての見解および決意をお聞きします。
    1. 女性議員比率、党役員における女性比率について具体的な数値目標を設定し、確実に「202030」を達成することについて
    2. 民進党WS基金「WATER&SEED / 種と水」の拡充、とりわけ一般市および町村議員への支援を厚くすることについて
    3. 国会における女性議員比率を高めるため、比例の一位に女性を充てる等比例制度を活用する等のクオータ制の導入を実現することについて
  5. 民進党が、どの政党よりも「男女平等参画の党」として国民から広く支持を集めるため、どのような事項について、どのように取り組むのかお聞かせください。