被災地の地域医療の再生

2013年1月18日
 1月16日保健福祉委員会では、第6次宮城県地域医療計画の調査を行った。
 第6次宮城県地域医療計画では、第5次計画にいおいて2次医療圏は、仙台医療圏、仙南医療圏、栗原医療圏、登米医療圏、気仙沼医療圏、石巻医療圏、大崎医療圏の7つの医療圏になっている。

 第6次宮城県地域医療計画では、仙台医療圏、仙南医療圏、登米、気仙沼、石巻医療圏、栗原、大崎医療圏と4つの医療圏に見直しする計画案が提示されている。
 この見直し案に対し、気仙沼市は、菅原市長は強く反対。栗原市は、佐藤勇市長強く反対。南三陸町 遠藤副町長は賛成。南三陸町は、医療圏を拡大しながら医師の確保策を講じてゆく。石巻日赤病院と各地域連携してゆくことが必要。歌津は気仙沼市への依存、旧志津川は石巻市併存している。との説明を受けた。

 今回の調査から3つの課題が浮き彫りになった。
  1. 医療圏の拡大には、自治体間の政策的な連携の協議が必要であり、高度な政治判断も必要である。しかし、自治体間の協議が行われていない。
  2. 今回の見直しにあたり審議のプロセスには、自治体の意見の反映がされていない。
  3. 現在の人口動態から見直しの根拠を示すのは、合理的な理由になっていない。
 栗原市長は、栗原圏域でこれまで独自の医師確保策を講じ経営改善も進みつつあるなか突然の見直しについては納得がいかない。被災地では、国では医療圏の見直しについて猶予を認めているにも関わらず、見直しを強行することは、今後のまちづくりに支障をきたす。との懸念を示した。
 第6次宮城県地域医療計画について、東日本大震災からの復旧期にあたり地域医療の再生について、住民が安心して医療サービスを受けられる体制を整備するために2月議会に向け調査を進めてゆく。