人と人をつなぐグリーン・ツーリズム
2007年10月10日
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10月6日グリーン・ツーリズムネットワーク蔵王大会が行われ、私は宮城県議会グリーン・ツーリズム研究会の会長として第3分科会のパネラーになり伝統食をテーマにして意見交換会を行った。
この大会は昨年の加美町開催から2回目で今回200人の実践者、関係者など集まりこれからのGTの可能性について交流を行った。
会では、みやぎのめざすGTは?について人と人地域をつなぐと宣言を行った。私は、以前フランスのパリ郊外のGTを体験しまた地元の観光協会から現状を伺った。GTの先進地であるフランスでは、GTに参入する企業も多くなり、商業ベースでの考えが強くなっている。本来GTとは、農業を営む農家が誇りを持ちなりわいとして訪れる人に喜んでもらえ再度又訪れることが基本だ。とお話頂いたことが印象に残っている。
私は、日本でのGTは遅れているけれど目指すべき方向性は間違っていないのだと確信した。しかし、国の農業政策は、小規模、家族的農業は支援の対象として認めていない。農村を支えている農家のみなさんのそれそれの生活、生産規模に対応する施策が必要だ。私たちの命の源の農業について真剣に取り組まなければならないと新たに決意した。