子どもたちに平和な未来をつくろう
2015年10月14日
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震災から5年目。子どもたちは、今当時の体験を語りはじめています。心の問題を抱える子ども、大人の治療・必要な支援について、心理臨床専門のみなさんと共に「心の復興」について知事に提案し、取り組みを行っています。
そうしたなか、今国会で集団的自衛権を認めた強行採決に、被災者のみなさんからも不安の声が上がっています。国民の声を聞くことなく、強行採決するという乱暴かつ、不透明であり立憲主義を無視した暴挙です。いま世界各地で平和の共同体づくりが大きな流れとなり東南アジアでも国際問題を平和的に解決する重層的な枠組みづくりがすすんでいます。このような時だからこそ平和憲法第9条を生かした、平和的外交の実現こそが必要であると思います。
戦後70年。戦争で失った多くの命、犠牲になった方々の命の尊さ、そして二度とあのような悲しみ苦しみのない社会をめざすこと、子どもたちに平和な未来をつくることが私たちの責任です。