次世代育成プロジェクト

2006年2月
次世代を担う子どもたちのために、身近な活動を通じて、県政に政策提言を積極的に行っています。チャイルドメンタルへルス(子どもの心の健康)の視点から下記の提案を考えています。
福祉と観光
 提案「次世代の子どもの健全育成と現代版湯治」
 チャイルドメンタルへルス(子どもの心の健康)の視点
 近年、虐待、不登校等、心に傷を負った子どもたちが増える中、宮城県は子ども病院の児童精神科の設置やチャイルドライフスペシャリストの配置、子ども総合センターの精神科医による発達障がいの「子どものデイケア」などのチャイルドメンタルへルス(子どもの心の健康)に積極的に取り組んでいます。
 次世代の子どもの健全育成の視点で、心に傷を負った子どもたちが農業,林業体験、温泉療養、カウンセリングのプログラムを実施することにより、心の健康回復を目指すことを提案します。
プログラムは、県、地元の大学(東北福祉大学、宮城大学)、NPO、福祉関係者との共同開発し、心理専門職を目指す人または学生の実践の場として実施してはどうかと思います。
 また、子育て中の親のレスパイト(一時休息)としての「子どもと親のための現代版湯治(温泉療養)」として、子ども病院、子ども総合センター、大学機関との連携のもとに、プログラムを策定し、臨床心理士、カウンセラー人材等の福祉の専門職の研修、養成の受け入れの拠点となることを目指す。
 子どもたちが「遊べる・学べる・楽しめる」体験の場として、雄大な自然をそのものを生かした「子どもの森」を整備してはどうかと思います。子どもたちを受け入れ及び人材養成の拠点を整備してはどうかと考えます。
 また、「バリアフリー湯治場づくり」として、車椅子など身体の障がいのある人、知的障がい、精神障がいがある人の温泉療養とともに、介護する人のレスパイト事業の受け入れとして環境整備することも「観光」と「福祉」の連携した取り組として温泉地のあらたな利活用につながるのではないでしょうか。
 2006年の取り組みとして、グリーン・ツーリズムのあらたな可能性を模索するために、団塊の世代アクティブシニアのみなさんのあらたなライフスタイルとして田園付き住宅で過ごす田舎暮らしを楽しむグリーン・ライフを提案。そして、これかまでの働き方を見直し、最低一週間は休みを取り、家族と田舎で自然と親しみながら過ごすため「長期休暇法」の制定を視野に入れた、勉強会を開いてきたいと思います。